太田アートガーデン
Ota Art Garden
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ホルヘ・アルマザン(ホルヘ・アルマザン・アーキテクツ+慶應義塾大学アルマザン研究室)
群馬県太田市の韮川駅で空き家になった建物群の持主がそれらをアートスペースに改修したいと考え、設計依頼が届いた。空き家は米穀商店と住居として使われていた2棟の民家と3棟の米蔵から成る。一部を解体し、残りを修復及び改修し敷地全体をリノベーションした。改築に当たり多くの既存素材を転用し様々な時代のマテリアルを重ねることで、米穀商店時代の記憶を残しつつ駅前の空き家を開放的なアートガーデンとして再生した。
Jorge Almazan (Jorge Almazan Architects + Keio University Studiolab)
The owner of a group of derelict buildings at Niragawa Station (Ota, Gunma Prefecture) asked us to transform them into an art space. The buildings consist of two houses and three rice storehouses. We demolished some parts and renovated the rest, aiming at unifying the entire site. By reusing many existing materials, we preserved the historical memory while giving the site a new life as an open art garden.
Architect
ホルヘ・アルマザン
(ホルヘ・アルマザン・アーキテクツ+慶應義塾大学アルマザン研究室)1977年生まれ/マドリード工科大学修士課程修了/東京工業大学博士課程修了 博士(工学)/慶應義塾大学准教授/2018年度日本建築家協会優秀建築選/2019年度太田市景観賞大賞受賞/著書に『東京の創発的アーバニズム』(学芸出版、2021)。
DATA
名称 太田アートガーデン
所在地 群馬県太田市
主要用途 住宅、倉庫
建築主 中村政久
●設計
設計者:ホルヘ・アルマザン
建築:ホルヘ・アルマザン・アーキテクツ+慶應義塾大学アルマザン研究室
構造:円酒構造設計
設備:ホルヘ・アルマザン・アーキテクツ+慶應義塾大学アルマザン研究室
監理:ホルヘ・アルマザン・アーキテクツ+慶應義塾大学アルマザン研究室
●施工
建築:群馬ケーアイ
空調・衛生:群馬ケーアイ
電気:群馬ケーアイ
●面積
敷地面積: 1460.00 m2
建築面積: 436.70 m2
延床面積: 488.50 m2
建ぺい率 29.91%(許容60%)
容積率 33.46%(許容200%)
階数 平屋 / 2階
●高さ
最高の高さ:5,300 mm
軒高さ:3,700 mm
●構造 木造
●期間
設計期間:2016年6月~2017年10月
施工期間:2017年11月~2019年6月
●掲載雑誌 なし