法政大学市ケ谷キャンパス再整備
HOSEI UNIVERSITY ICHIGAYA CAMPUS REDEVELOPMENT
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八里 直輝、柳澤 彩、山崎 隆盛、髙野 勝也、原田 公明(日建設計)
木谷 靖孫(日建設計コンストラクションマネジメント)
法政大学市ケ谷キャンパスは外濠に面し背後に靖国神社がある恵まれた立地にある。本再整備では、度重なる増設によって狭隘化したキャンパスの施設更新問題を解決し、同時に、かつてあった風の道の復活を目指した。再整備の骨格として、靖国神社と外濠を結ぶ「環境軸」とピロティや広場が連続する「キャンパス軸」を設定した。既存の建築を広場に逆転させて生まれたこの二つの軸を中心に、交流やアクティビティが活発化する。
Naoki Hachiri, Aya Yanagisawa, Takamori Yamazaki, Katsuya Takano, Hiroaki Harada (NIKKEN SEKKEI LTD)
Yasuhiko kitani (NIKKEN SEKKEI CONSTRUCTION MANAGEMENT,INC)
The new redevelopment of Hosei University Ichigaya Campus, in the privileged location in Tokyo between the Yasukuni Shrine and the Imperial Palace’s outer moat, introduced “Environmental Axis” that link these two historic sites and “Campus Axis” centered axes through the campus. These axes opened up spaces where there were previous congested university buildings, by introducing a series of public plazas and pilotis, allowing us to enhance airflow and provide for greater open areas to activate students throughout the campus, letting the students feel they are at the center of the campus.
Architect
八里 直輝
(日建設計)1982年愛知県生まれ/
2004年法政大学工学部建築学科卒業/
2006年同大学院修士課程修了後,日建設計入社/
現在,同社設計グループ アソシエイト
柳澤 彩
(日建設計)1985年千葉県生まれ/
2008年法政大学工学部建築学科卒業/
2010年慶應義塾大学大学院修士課程修了後,日建設計入社/
現在,同社設計グループ プロジェクトアーキテクト
山崎 隆盛
(日建設計)1959年新潟県生まれ/
1981年早稲田大学理工学部建築学科卒業/
1983年同大学院修士課程修了後,日建設計 入社/
1987∼89年E.L.バーンズ事務所派遣(米国NewYork州)/
2013年同上執行役員設計部門代表/
現在,デザインフェロー
髙野 勝也
(日建設計)1962年石川県生まれ/
1983年日建設計入社/
現在,同社設計グループ シニアエキスパート
原田 公明
(日建設計)1961年鹿児島県生まれ/
1985年鹿児島大学工学部建築学科卒業/
1987年東京都立大学工学研究科建築学専攻修士課程修了後,日建設計 入社/
現在,シニアエキスパート
木谷 靖孫
(日建設計コンストラクションマネジメント(元日建設計所員))1953年東京都生まれ
1977年東京工業大学工学部建築学科卒業
1979年同大学院修士課程修了後日建設入社
2014年北海道日建設計社長
2020年日建設計コンストラクション・マネジメント
現在同社ディレクター
DATA
名称:法政大学市ケ谷キャンパス再整備
所在地:東京都千代田区富士見2-17-1
主要用途:学校(大学)
建築主:学校法人 法政大学
●設計監理
日建設計
●施工
建築 大成建設
電気 関電工
空調・衛生 大気社
AV設備工事 東和エンジニアリング
●面積
敷地面積: 28,445.44 ㎡
建築面積: 2,305.15㎡(富士見ゲート)/ 1,577.17㎡(大内山校舎)
延べ床面積:10,161.27㎡(富士見ゲート)/ 10,540.49㎡(大内山校舎)
建ぺい率 :51.02%(許容: 70%,キャンパス全体)
容積率:393.36%(許容:400%,キャンパス全体)
階数:地上7階 地下1階 塔屋1階(富士見ゲート)/ 地上8階 地下1階 塔屋1階(大内山校舎)
●高さ
最高の高さ:36.210m( 富士見ゲート)/37.220m(大内山校舎)
軒高さ:35.560m(富士見ゲート)/35.990m(大内山校舎)
●期間
設計期間:2012年8月~2013年12月
施工期間:2014 年3月~ 2021年1月
●掲載雑誌
彰国社ディテール214号(2017年秋季号)掲載 、建築技術 2016年12月号掲載、
鉄鋼技術 2017年5月号掲載 、新建築2021年7月号掲載、近代建築2021年7月号掲載