Hisaya-odori Park
Hisaya-odori Park
※写真・文章等の転載はご遠慮ください。
新たなるシンボルとなる「ミズベヒロバ」
撮影：CENTER PHOTO JAPAN
網干 和（大成建設一級建築士事務所）
大塚 俊一郎（大成建設名古屋支店一級建築士事務所）
Park-PFI制度により久屋大通公園の活性化を目指したプロジェクトである。全長1ｋｍにわたる公園整備にあわせて、シンボルとなるテレビ塔を軸としたビスタラインを設定し、広場と水盤を中心に24棟の建物群を展開した。オープン後は様々なアクティビティが展開され、同時にリニューアルしたテレビ塔とともに街に活気をもたらした。コロナによるパラダイムの変化に対して新たなライフスタイルの提案ができたと考えている。
Hitoshi Aboshi (TAISEI DESIGN Planners Architects & Engineers)
Shunichiro Otsuka (TAISEI DESIGN Planners Architects & Engineers)
This project aims to revitalize Hisaya Odori Park by utilizing the Park-PFI system. Along with the development of the park, we set up a vista line centered on the symbolic TV tower, and developed a group of 24 architectures around the plaza and water basin. It’s brought lively to the town that various activities were held after the opening and the renewal of TV tower. We were able to propose a new lifestyle in response to the paradigm shift caused by covid-19.
「シバフヒロバ」からのビスタライン
撮影：CENTER PHOTO JAPAN
「ミズベヒロバ」を囲む商業施設群
撮影：フォワードストローク
リズミカルな屋根と配置でそぞろ歩きを演出
撮影：フォワードストローク
作品図面
Architect
網干 和
(大成建設一級建築士事務所)1958年神奈川県生まれ／1983年日本大学大学院修士課程修了後、大成建設入社／現在、大成建設建築設計第三部専任部長
大塚 俊一郎
(大成建設一級建築士事務所)1967年三重県生まれ／1992年名古屋大学大学院修士課程修了後、大成建設入社／当時、大成建設名古屋支店 設計部 設計室長
DATA
名称 Hisaya-odori Park
所在地 愛知県名古屋市中区
主要用途 公園、飲食店・物品販売店
建築主 三井不動産
●設計
設計者：網干和・大塚俊一郎
建築：大成建設一級建築士事務所
公園：日建設計・大成建設久屋大通公園特定公園施設設計企業共同体
●施工
大成建設
●面積
敷地面積：48,752.79m2
建築面積：5,407.38m2
延床面積：8,136.29m2
建ぺい率：11.09% （公園施設を含む）
容積率：16.69% （公園施設を含む）
階数：地上２階
●高さ
最高の高さ：11,950mm
軒高さ：11,120mm
●構造 鉄骨造
●期間
設計期間：2018年5月～2019年5月
施工期間：2019年6月～2020年9月
●掲載雑誌
「新建築」2021年1月号