ウェスティンホテル横浜/アパートメントベイ横浜
The Westin Yokohama / The Apartment Bay YOKOHAMA
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近藤 崇、森 豊、上野 若太郎(日本設計)
横浜みなとみらいに建つ、ライフスタイルホテルと長期滞在型ホテル、2つのホテルから成る建築。足元に緑豊かなオープンスペースを整備して、この緑を施設内に引き込み点在させることで、街に開かれたホテルを具現化した。施設内はどの場所も光や緑に溢れ、自然の中にいるような居心地の良さを持つ。また深い軒庇と、高層部をキャンチレバーで支持したダイナミックな佇まいで、強いアイデンティティを持つ建築を目指した。
Takashi Kondo, Yutaka Mori, Wakataro Ueno (NIHON SEKKEI, INC.)
This is a hotel project, located at Minato Miral district in Yokohama, which consists of two different hotels; a lifestyle hotel and extended stay hotel. Creating lush open space at ground level, we seamlessly integrate greenery into the facility, achieving a hotel that is open to the city. The facility is filled with light and greenery, providing a comfortable and cozy space that feels like being in nature. With deep eaves and a dynamic presence achieved through cantilevered structures in the upper floors, we aimed to create an architecturally distinctive building with a strong identity.
Architect
近藤 崇
(日本設計)1971年群馬県生まれ/1994年名古屋工業大学工学部社会開発工学科卒業、同年大建設計入社、2004年日本設計入社/2015年本社建築設計群チーフ・アーキテクト、2023年より中部支社長/2013、2016ー18年名古屋工業大学非常勤講師/1999・2011年中部建築賞、2001年三重県建築賞、2004年日本建築学会東海賞、2005年文教施設協会賞、2016年公共建築賞、2016年建築九州賞、2023年神奈川建築コンクール、2023年グッドデザイン賞ほか
森 豊
(日本設計)1986年広島県生まれ/2011年九州大学大学院人間環境学府空間システム専攻修了、同年日本設計入社/現在、同社建築設計群主管
上野 若太郎
(日本設計)1991年神奈川県生まれ/2016年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了、同年日本設計入社/現在、同社建築設計群主管
DATA
名称 ウェスティンホテル横浜/アパートメントベイ横浜
所在地 神奈川県横浜市
主要用途 ホテル
建築主 積水ハウス
●設計
設計者:日本設計
総括:近藤崇
建築:近藤崇、森豊、高平茂輝、上野若太郎、濱本清佳、小林康彦
インテリア(ウェスティンホテル横浜):佐野成一、小松史生、田胡智子、紫安みずき
インテリア(アパートメントベイ横浜):佐藤正利、牧野 寛、金崎由女、坂東菜月、金井俊江
構造:坊野弘治、佐藤慶太、丸谷翔平、東條有希子
設備:高木昭博、篠原絵里奈、孟 暁紅(元所員)、伊藤彰高、矢沢 敦、岸紗也子
外構:山崎暢久、工藤隆司、多胡友嘉代(元所員)、若杉友里恵
土木:渡邉良男、太田 厚、本間聡士
コスト:柳 泰彦
企画:相庭 淳
監理:石井豊、白鷹出、堀重恒、宮崎正俊、伊藤優、田村光雄、永山仁、杉山光一
ホテルPM(ウェスティンホテル横浜):小坂 幹、依田晋一郎(元所員)、中村 智
インテリアデザイン(ウェスティンホテル横浜)
GA Design International
インテリアデザイン(アパートメントベイ横浜)
日本設計
照明デザイン(ウェスティンホテル横浜・外装・外構)
Lighting Planners Associates
サインデザイン(ウェスティンホテル横浜を除く)
井原理安デザイン事務所
●施工
建築:竹中工務店
空調・衛生:竹中工務店
電気:竹中工務店
●面積
敷地面積:9,604.59㎡
建築面積:5,987.28㎡
延床面積:65,939.84㎡
建ぺい率 62.29%(許容80%)
容積率 614.38%(許容800%)
階数 地上23階 地下なし
●高さ
最高の高さ:99,840mm
軒高さ:98,860mm
●構造 本体棟S造(地上、主要柱CFT)、RC造(基礎)/その他付属棟S造
●期間
設計期間:2017年6月〜2019年10月
施工期間:2019年11月〜2022年2月
●掲載雑誌 「近代建築」2023年4月号