しろひげ在宅診療所
Shirohige At-Home Clinic
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樹形柱が大屋根を支える北側外観
写真：小川 重雄
呉屋 彦四郎（アトリエ9建築研究所）
江戸川区で在宅診療・在宅介護を中心に1500人の患者を診ている医療法人本部施設の新築計画である。在宅診療・在宅介護・訪問介護など機能を一つに集約し、医療と介護と地域がひとつになって個々の患者に寄り添う新しいサービスを提供する診療所を目指した。いろいろな機能が診療所を飛び出し地域とつながる姿をデザインした。1階の多目的空間では様々なイベントが行われ、地域との交流の場となっている。
Hikoshirou Goya (Atelier 9 Architects & Associates)
This is a plan for a medical corporation office that provides at-home medical care and nursing care to 1,500 patients in Edogawa City. It consolidates at-home medical care, nursing care, and home-visit care into one clinic, providing new services that combine medical care, nursing care, and the community for individualized care. Its functions will create strong connections to the local community. The multipurpose space on the first floor hosts a variety of events and serves as a place for interaction with the community.
3階より北側吹抜け空間を見下ろす
写真：小川 重雄
3層吹抜けの一体空間
写真：小川 重雄
地域とつながるテラス
写真：小川 重雄
夜の街あかりとなる外観
写真：小川 重雄
平面図／1階、2階、3階
断面図
Architect
呉屋 彦四郎
(アトリエ9建築研究所)1959年宮崎生まれ/東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了/1989年谷口建築設計研究所入所/1995年丹下健三・都市・建築研究所入所/1999年アトリエ9建築研究所代表取締役就任/ 建築学会中部建築賞/木材利用優良施設農林水産大臣賞/グッドデザイン賞ベスト100/建築文化賞最優秀賞(長野県知事賞)/建築学会東北建築賞ほか
DATA
名称 しろひげ在宅診療所
所在地 東京都江戸川区
主要用途 事務所
建築主 医療法人社団しろひげファミリー
●設計
設計者：呉屋 彦四郎
建築：アトリエ9建築研究所
構造：雄設計室
設備：島津設計
監理：アトリエ9建築研究所
●施工
建築：竹中工務店
空調：竹中工務店
電気：竹中工務店
●面積
敷地面積：587.52㎡
建築面積：373.01㎡
延床面積：852.85㎡
建ぺい率：63.49％(許容82.82％)
容積率：145.16％(許容300.00％)
階数：地上3階建て
●高さ
最高の高さ：13.990ｍ
軒高さ：13.525ｍ
●構造 鉄骨造
●期間
設計期間：2020年6月～2021年11月
施工期間：2021年12月～2022年9月