仏生山の家
House in Busshouzan
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南側外観
撮影:小川重雄
川人 洋志(北海道科学大学建築学科)
日常を異化すること。
夫婦で暮らす自邸の計画である。この住宅がある仏生山町は、周囲の山並に抱かれた高松平野のほぼ中央部に位置する。住宅街の密度と農地の広がりとの対比が、街全体の雰囲気をつくり出している。この敷地に出会った時、住宅街の幾分の窮屈さと農地の広がりを調停しながら、建築の内外で広がる日常を異化する、純化された簡素な構成を備えた建築が相応しいと感じた。
Hiroshi Kawahito (Hokkaido University of Science)
This architecture was designed with the aim of providing a fresh experience and an opportunity for a variety of imaginations and activities to the people living in this architecture and its neighborhood. Architecture becomes a device for generating the ever-changing whisper of light, manifesting the changes of the nature latent in everyday life and weaving them into the space.

奥から見返し
撮影:川人洋志

リビングから奥を見る
撮影:川人洋志

ダイニングから北庭を見る
撮影:川人洋志

南庭5月クリムゾンクローバー

断面図

平面図
Architect

川人 洋志
(川人洋志建築設計事務所)1961年徳島県生まれ/1986年京都大学大学院修士課程終了後、清水建設設計本部/1999年札幌市立高等専門学校講師/2002年北海道科学大学建築学科助教授、2006~25年教授/2025年川人洋志建築設計事務所設立/1997・2015年SD Review朝倉賞受賞/2015年日本建築学会北海道建築賞受賞ほか
DATA
名称 仏生山の家
所在地 香川県高松市
主要用途 個人住宅
建築主 川人洋志
●設計
設計者:川人洋志
建築:川人洋志/北海道科学大学建築学科
構造:山脇克彦/山脇克彦建築構造設計
設備:丸谷 毅/総合設備計画
監理:川人洋志/北海道科学大学建築学科
●施工
建築:雑賀工務店
●面積
敷地面積:261.01㎡
建築面積:97.23㎡
延床面積:87.56㎡
●建ぺい率 37.25%(許容60%)
●容積率 33.54%(許容100%)
●階数 地上1階
●高さ
最高の高さ:5,008mm
軒の高さ:4,658mm
●構造 木造在来工法
●期間
設計期間:2022年3月~2022年7月
施工期間:2022年7月~2023年1月
●掲載雑誌:『GA HOUSES』190、『新建築住宅特集』2024年2月号